戸籍上の性別を男性から女性に変更した者の凍結保存精子を用いた生殖補助医療により出生した子らからの認知請求について、当事務所HPの裁判例女性への性別変更をした者を父とする認知請求 – 美竹やさか法律事務所(公式) | 渋谷駅徒歩4分 (mitakeyasaka-law.com)で紹介しているとおり、東京高裁は、性別変更にかかる審判確定前に出生していた長女については認知請求を認めましたが、同審判確定後に出生した二女については認知請求を棄却しました。

最高裁は、2024年6月21日、血縁上の父親の認知が認められなければ子どもの福祉に反するとして、この高裁判決を破棄し、二女の認知請求を認めました。